手抜きランチなんて言わせない!夏休みの昼食、こうして乗り切りました


思うようにおでかけができない日々が続き、我慢の夏だった2021年。
それに加え、お子さんの小学校や幼稚園の夏休み期間は、毎日の昼食づくりや宿題のチェックなどで慌ただしく、お疲れの方も多いのではないでしょうか。
夏休みが終わるまで、もう一息! ママたちの、夏休みの昼食づくりの乗り切りテクをリアルな声とともにご紹介します。

1.なんでも多めに作っておいた


夏休み中は、「さっき朝ごはんの片付けをしたばかりなのに、もうお昼?」なんてことがしばしば。
自分ひとりならば残りものでササッと済ませることができるけれど、成長期のお子さんがいると、そうもいきませんよね。
そこで、多くのママたちは「前日の夕飯を多めに作り、翌日のランチに回す」など、おかずを作るときは次の食事を見越して多めに作り、調理の回数をできるだけ減らしていました。
一から常備菜作りをするのは面倒だけど、多めに作ってストックしておくのであれば、ハードルが下がるという声がありました。


👩ママの声
「朝食はパンとサラダとヨーグルトなどで軽く済ませることが多いのですが、お昼はボリューミーなものを食べたがるわが家の子どもたち。一から作るのは大変なので、前の晩にたっぷり作ったおかずを出しています。昼、夜と同じおかずが続くと“また~?”とブーイングが起こりますが、前日のおかずなら、気にならない様子。多めに作るメニューは、子どもの好物にすることもポイントです」(30代・小学1年生と5歳児の母)
2.残りものをリメイクした


前の章でご紹介した「なんでも多めに作る」の応用として、多めに作った残りものをリメイクし、何回かに分けて食べるというご家庭も多くありました。
アレンジがきくメニューとして多くの声が挙がったのが、カレー。
最初はカレーライスとして食べて、翌日はカレーうどんやカレードリアにするそう。
翌日以降も残る場合は、冷凍にしておいて日を開けて食べたり、1cm角に切って柔らかくしたじゃがいもやズッキーニなどを加えてホットサンドの具にするご家庭もありました。


👩ママの声
「前日たっぷり作っておいたハンバーグは、翌日のお昼、ミートソーススパゲティにすることが多いです。一般的なミートソースよりもお肉がゴロゴロ入っていてボリューム満点なので、子どもたちもよろこびます。ドライカレーもアレンジが効くのでよく作ります。ドライカレーはレタスで巻いて食べたり、ごはんと一緒に炒めてカレーピラフにしたりしてリメイクすることが多いです」(40代・小学5年生と小学3年生の母)
3.ミールキットを用意しておいた


材料とレシピがセットになっていて、手順通りに調理するだけで簡単に作れるのが魅力のミールキット。
近年はさまざまな食材宅配会社やネットスーパーがオリジナルのミールキットを展開。多くが「調理時間5分~20分」の時短料理を謳っており、通常であれば時間のかかる手の込んだ料理を簡単に作れるのが最大の魅力です。
1つのセットで主菜と副菜が作れたり、あらかじめ材料がカットされていたり、調味料入りで食用油だけ用意すれば作れたりと、多種多様。
使っているママからは、「献立に悩まなくていい」「料理が苦手なパパでも作れてラク」という声が聞かれました。


👩ママの声
「夏休みはネットスーパーのミールキットに助けられました。実際に材料を揃えて作るよりも割高ではありますが、食材カット済みでレシピ通りに作業すれば誰でも作れるのはありがたいですね。ミールキットのおかげで、在宅勤務中のパパにお昼をおまかせすることもできました。わが家が使っているネットスーパーには外ごはんにも使えるミールキットがあり、キャンプでも重宝しました」(30代・小学3年生と5歳児の母)
4.火を使わないレシピを採用した


真夏の暑い日はキッチンに立つのもおっくうですよね。煮込み料理や揚げ物をしようものなら、キッチンに充満する熱気でクラクラしてしまいそうです。
そこで、なるべく火を使わずに調理していたという方は少なくありません。加熱には電子レンジを使ったり、オーブンで調理したりしていたという声が多く聞かれました。
最近はパスタを電子レンジで加熱できる便利な調理器具も出ているので、トマトや水菜、ハムなどの食材を切って調味料と一緒に和えて、まったく火を使わずに冷製パスタを作っているというご家庭もありました。


👩ママの声
「インターネットで『火を使わないレシピ』と検索しては、毎回子どもが好きそうな料理を作っていました。おかげで毎日の食事の準備がラクでしたし、電子レンジの時短テクニックも知ることができて一石二鳥。何より、油を使って炒めるメニューが減ったせいか、私も夫も2キロ痩せたのが一番嬉しかったです。」(40代・小学4年生と小学2年生の母)
5.温めるだけで食べられるおかずを常備しておいた


レンジや湯せんで温めるだけで食べられる調理済みのおかずを用意しておけば、仕事や急な用事、体調不良のときに慌てずにすみます。「もう一品」が欲しいときにも役立つので、忙しい子育て世代や共働き家庭にぴったり。
夏休みは、仕事などでお子さんだけで昼食を取る場合に活用しているご家庭が多いようです。
近頃はおいしさはもちろんのこと、素材にこだわっていたり、食品添加物無添加の商品もあり、体にうれしい商品もたくさんあるのがうれしいという声も。
調理済みのおかずを上手に使うことで余白の時間を生み出し、気持ちにゆとりができたという意見もありました。


👩ママの声
「お兄ちゃんと一緒に下の子も学童を卒業したので、夏休み中のランチは基本的に子どもふたり。お弁当を用意できない日に助かったのが、調理済みのおかずです。ごはんだけ炊いておいて、おかずはレンジでチンして食べてもらっていました。調理済みのおかずがあるのとないのとでは、心の余裕がまったく違いました。」(40代・小学2年生と小学4年生の母)

長い夏休み。毎日の昼食づくりは大変ですが、健康な体づくりのためにも、栄養バランスの取れた食事を心がけたいもの。
みなさん、さまざまなアイデアで乗り切ってきたようです。中でも頼りになるのが、ストックしておいたお惣菜や温めるだけで食べられる調理済みのおかず。
慌ただしい日々の中、ママやパパの心と体を休めることにも一役買ってくれるはずです。

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著者:羽田朋美(はねだ・ともみ)

編集者。編集プロダクション「Neem Tree」、一軒家写真館「Neem Tree Studio」運営。出版社時代は、ティーン誌やママ雑誌の編集長を歴任。2013年に独立後は、ママ媒体や暮らしのメディアを中心に、書籍、雑誌、ムック、web、広告の企画・執筆・編集を行う。5歳・小1・小5の男児の母。

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